Contents of this page are obsolete. This page is preserved and stored at this URL just from historical viewpoint. Original URL was http://www.mm.media.kyoto-u.ac.jp/members/kameda/...
Please visit www.kameda-lab.org for recent information. (2002/12/06, [email protected])

発表文献, 研究, 資料と情報, 亀田能成


next up previous
Next: 慣性を考慮した動作記述 Up: 差分画像を利用した人体の動作認識 Previous: はじめに

人体のモデル化

 

本稿では、人体を関節物体モデルで表現する。ここで、関節物体とは、関節角 度によって、かつそれによってのみその姿勢が一意に決定される物体をいう。 人体モデルにおいては、以下のような制約を設ける。

人体モデルは、木構造のデータ構造で表現する。このデータ構造を姿勢決定木 と呼ぶ。姿勢決定木の各ノードは人体モデルの一つの体節に相当し、その体節 の幾何形状と、親ノードとの間の関節に関する情報を持つ。関節角度は時刻tにおけるノードiの軸kまわりの関節角度を表す。

なお、姿勢決定木中の根ノードrにおいて、関節接続点は三次元世界座標系 内での根ノードの位置を表す。また、その関節角度は三次元世界座標系に対する回転を表す。



Yoshinari Kameda
1997年04月07日 (月) 17時08分18秒 JST