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1997年7月23日までの情報工学教室のネットワークインフラ
,
計算機関係の資料と情報,
亀田能成,
美濃研玄関
1997/05/09
何はなくともまず図面を見よう
idrawによるソースファイル(PS)
KUINS-Iとの接続
情報工学教室は伝統的に、ローカルエリアネットワークとしてKUIS-LAN
(130.54.20/23bit)とIMEL-LAN (130.54.22/23bit)と呼ばれる2つのサブネッ
トを構成し利用してきました。この2つのサブネットは其々1本のイーサネッ
トケーブル(10Mbps)で構成され、各研究室や施設はイーサネットケーブル上に
適宜トランシーバを設置してその先に計算機を接続する形態をとっていまし
た。しかし、イーサネットケーブルの経年変化に伴う信号劣化の問題などが顕
在化してきたため、1996年度に10BaseTないし100BaseTXをメディアとするロー
カルエリアネットワークに移行しました。
1997年5月9日現在のレイアウトは、
図
の下半分のようになっています。
16ポートの100BaseTX(10BaseT自動切替)スイッチングハブであるFN-100と、
10BaseTを12ポートかつ100BaseTXを2ポート有するスイッチングハブ
FN-10-12の導入が主だった変更点です。
移行にあたり、以下の条件が課せられたため、若干美しくない構成です。
- 移行に伴う各計算機の設定変更を一切生じさせないよう、
論理的ネットワーク構造を維持
- ローカルエリアネットワークと各研究室のネットワークコンセント間は
100BaseTX(10BaseTでも可)で接続
- 各研究室は100BaseTXスイッチングハブを介してKUINS-I、情報工学教室内
サーバ群、他の各研究室に接続
上述の条件1を満足するため、100BaseTXスイッチングハブのworkgroup機能を
用いて論理的には2つのスイッチングハブが存在するように見せています。
KUINS-II/ATM
は本学が誇る次世代超高速キャンパスネットワークシステムです。
情報工学教室では初物食いを目指して(笑)、
いち早く本システムへの本格的接続への基盤整備を行いました。
図
中の上半分が相当します。
現在、情報工学教室は単独の建物で実に15個(池田研はKUINS-II/ATMと別に
2つ持ってます)ものATMスイッチが転がっているというATM天国です。現実的
には利用形態に制限が多いのが難点ですが‥‥はやく解決したいですね。
これからの予定
KUIS-LAN, IMEL-LANを統合して新IS-LAN (130.54.20.0/22bit) を作り、
KUINS-I Node.7 へのルータ (y07-c0x) を一つにします。ついでに、RT2-10に
FN-100から手を伸ばして、KUINS-I/KUINS-IIの相互乗り入れを「Node.7の障害
と無関係に」可能となるようにしようと計画しています。1997年夏ごろの
予定です。(ネットワーク運用委員会のお言葉です。)
参考
<[email protected]>