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Kameda, Research, Documents and Info


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はじめに

剛体を対象物とし、それを写した濃淡画像から対象物の位置や三次元形状を再 構成する様々な研究が行われてきた。しかし、対象物が非剛体の場合のモデル マッチング方法はまだ少ない。

非剛体は、アメーバのように不定形のものと、人体のように複数の剛体から成 り立つものとに分けられる。本稿では、後者に属す人間の手指を対象とし、モ デルマッチングによってその三次元的な形状を復元する方法を提案する。手指 は複数の剛体から成るので、そのモデルも複数の部品からなる。このモデルを 変形させて画像上の手指と二次元マッチングを行う。これは二段階からなり、 初めにモデルの投影図と画像とが概ね一致するようにモデルを変形させた後、 エネルギー関数を用いた詳細なマッチングを行う。



Yoshinari Kameda
1997年04月03日 (木) 12時19分35秒 JST